エジプト1週間 女ひとり旅 1日目

1日目

 

 

 

さっそく、羽田空港から飛行機に乗るところから始めていきますね。

 

田町で友人や後輩と飲みまくってから向かったので、フラフラです。

その後機内でちょっと苦しみました。

いや吐いてはないけども。

 

今回利用したのはカタール航空です。

とても評判が良いらしく、楽しみにして行きました。

 

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やだ・・・なんかめちゃ混んでるぅ・・・

 

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昨年夏にアメリカへ行った時にロストバゲージに遭ったため、

酔っ払いながらも何か対策を、と思ったのでしょう。

大学の名前が入ったタオルをとりあえず結ぶ。以上。

カギとか何もかかっていません。

よいこはマネしないでね。

 

時間まで、家族や友人にとにかくLINE。

行ってきます。

 

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搭乗が確か23時過ぎだったと思うのですが、いきなりお食事出てきました。

私さっきまで飲み食いしてたんですけどw

 

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エコノミークラスにしか乗ったことないんですけれど、

私は機内食好きですよ。

 

もしかしたら他の航空会社の座席よりスペースにゆとりがあるかもしれません。

前の座席の下のほうにぐいぐいっと足を伸ばせました。

酔っぱらっていたので通路側の席だったのはありがたかったです・・・

お隣の男性はこれからオマーンに行かれるそうで。

いいなあ、オマーンってどういう国なんだろう。

 

 

 まだ日本で公開されていない(3月10日公開)

「モアナと伝説の海」を見ていたら、

 

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 はい、着きました。

カタール ハマド国際空港です。

 

往路はそんなに時間がありませんでしたが、

復路で9時間滞在することになる場所です。

 

降り立った瞬間、日本や欧米とは違う見た目・服装の人たちがたくさん目に入り、

遠くに来た感がすごかったですね・・・

それとともに、少しの不安。

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飲み会中に友人が私に持たせてくれた名古屋土産が心の支え。

 

3時間ほど時間を潰し、カイロ行の飛行機に搭乗します。

 

ここで・・・

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カイロ出身でドバイに暮らしているというジダンさんに出会います。

※このブログ、いろんな人が出てきます。

 

英語が苦手な私も3時間くらいなんとか彼とおしゃべりをしました。

 

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機内食をあーんして食べさせてくれました。

でも卵と芋が嫌いなのか、ほとんど食わされました。

新手の食ハラ・・・?

 

あと手を繋いだり、

「俺の肩で寝ていいよ!!」

って言ってきたりして、かなりオープンな人でしたね・・・

 

 しかし

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この人、荷物運んでくれるだけでなく、

両替からビザの取得、そして国内線の乗り換えなど

何から何まで手伝ってくれました。

 

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こういう、ターミナル間を走っている列車に乗らないといけなかったのですが、

1人だったらこのミッションを乗り越えられたのだろうか。

 

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右の人はジダンさんの家族で、迎えに来たんだそうで。

自分達の車からかなり離れてしまったに違いないのに、私のターミナルまで送ってくれました。

「いいか、ぼったくりには気を付けろよ」と最後まで忠告をしてくれました。

 

ありがとうジダンさん。本当にありがとう。

しかし私はこの旅で数々のぼったくりに遭うのでした。

 

さて、今度はルクソール行の飛行機に乗り換えます。

 

Eチケットしかないのでフラフラしていたら、

何やら笑顔で「大丈夫?」と声をかけてくれるおっちゃんが来ました。

 

ルクソールに行きたい」と言うと、

「俺が聞いてあげるよ」とカウンターに連れて行ってくれ、

チケットを手に入れた後、手荷物検査の場所まで送ってくれました。

 

エジプトの人はなんて良い人達なの?本当にありがとう・・・

 

と、思ったら、はい、きました。

「バクシーシくれ」

 

バクシーシは要するにチップの様なものですが、

異なった性格を持ちます。

 

チップは、サービスを享受したことへの対価であるのに対し、

バクシーシは、金持ちがそうでない人に施し物をするという喜捨の考え方に基づいています。

お金で人間関係が築かれるってこと・・・?と(特に日本人は)少し戸惑いますが、
イスラームでは神もこれを積極的に認めているとのことです。

 

エジプトに来たばかりで細かいお金が全くなく、

仕方なしにたまたま持っていたドルをあげたのですが、完全にあげすぎました。

 

くそう・・・無償の助けをしてくれたジダンさんで油断してしまった・・・

 

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人っ子一人いない・・・

時間もあるしどうしよう・・・

 

よし、細かいお金欲しいし、

どうせ物価安いし、ステラビール飲もう!

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と思ったら、これで1000円もした。(135EPくらい)

 

はあぁーーーーー?

空港価格ってやつ?!?!

 

お金にそこまで余裕のない私はビールを一気に飲み干し、

飛行機でふて寝しました。

 

はい、1時間半くらいでルクソール空港です。

この時点で18時前なので日が暮れ始めていました。

焦るこぐれ。

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ルクソール空港正面です。

撮影している私の後方にタクシーがたくさんいます。

 

ちなみに、当時のレートは

1EP=7円

といったところです。

 

ブロガーさん達によると半年くらい前まで13円くらいあったようなのでかなりお得を感じました。

 

「ネフェルティティってホテルに行きたいんだけど!」

と言うと一斉にドライバーに囲まれてビビりました。

500円くらいで連れて行ってくれたかな・・・

ちなみに宿泊するホテルはあらかじめ出国前にbooking.comというサイトで見ていました。

旅ブロガーさんも大勢使われているようですし、私の仲の良い、よく海外旅行をしている友人もいつもbooking.comを使用していました。

 

明日はタクシーをチャーターして遺跡を回ろうと思っていたのでドライバーに

「明日何してる?タクシーチャーターで遺跡を回りたいと思ってるんだけど」

と言うと何やら友達に(仕事仲間?)に電話をかけ、携帯電話を渡してきました。

相手はアッシェムと名乗る男性で、200EPで遺跡を回ること、朝10時にホテルへ迎えに行くことを約束してくれました。

大丈夫かなw

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そんなこんなでやっとホテルに・・・

やっとWi-Fiにありついた・・・

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便器とシャワーちかwwww

 

既に疲れてるけど、このホテル、

ルクソール神殿の真ん前にあるので

ちょっと行ってくるかな

と思って部屋のドアを開けたら、おじいさんが携帯片手にうろうろしているではありませんか。

 

怪訝そうな顔をしていたら、どうやらWi-Fiの強い場所を探しているんだそうで、

よくよく聞いてみたら、おじいさん日本人じゃありませんか!

 

「久しぶりに日本語を話したよ!!」と言って、コーヒーをご馳走してくださりました。

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逆光w

イトウさん。おひとりで1か月ほどかけて回るんだそうです。

「退職後がこんなに楽しいと思っていなかった!」と楽しそうでした。

 

移動だけでへとへとになったので

「もしかして、年を取ったら遠方への旅行は厳しいかもしれない」

なんて24歳にして不安になっていたところに、こんな出会い。

もし自分にも退職をする日が来たら、イトウさんみたいになりたい。

 

また朝食の時に会いましょう!と解散。

 

私はルクソール神殿に行くのをやめて、

ローカルフードのコシャリを求めてスーク(市場)を歩きました。

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客引きがうるさいのなんのwww

 

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これがコシャリです。10EPくらい。

パスタ・米・豆・フライドオニオン等にトマトソースをかけたものです。

とても美味しいのですが、混ぜると絵面が完全に残飯なのです。

 

ほぼ移動しかしてないのに早くも疲れがw

明日は1日ルクソール観光です!!